【執筆者 : 外務省専門機関室長 松居眞司 プロフィール】
1989年外務省入省。本省ではWTO政府調達、法務社会分野の条約締結、国際テロ対策、経済連携協定交渉等に携わりハーグ条約室長を経て2020年より現職。海外では在米大使館勤務、在ジュネーブ代表部勤務(国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)担当)、国際原子力機関(IAEA)の事務局法務部派遣を経て国際民間航空機関(ICAO)の理事会政府代表を歴任。IAEAでは法務一般(各国拠出受領審査、財務規則改正等)の業務、ICAO理事会政府代表としては関係省庁及び主要国との連携による航空安全・セキュリティ確保、環境対策等に必要な理事会決定の主導、理事会の第三副議長職等を経験。運輸、労働、通信、観光等幅広い分野で所掌の国連専門機関等に係る外交政策の企画・立案を担当。
なお、本記事は、国際機関経験者の生の声が届くよう、寄稿をそのままの形で掲載するものです。筆者が本稿の中で述べている意見・感想は個人的なものであり、この掲載を以て外務省国際機関人事センターとして肯定・賛同するものではありませんのでご留意下さい。
【掲載:2023年3月】
URL https://www.mofa-irc.go.jp/work/dl-data/MatsuiShinji202303.pdf