「国際機関で働くことを目指すのに遅過ぎるということは決してない。筆者が競争試験を経て国連監査部に採用されたのは59歳の時であり、監査部に採用されるために必要不可欠な公認会計士(筆者の場合は、米国公認会計士(U.S.CPA))の資格を取得したのは53歳の時である。」
国連監査部などで国連職員として活躍された石井久哉(いしいひさや)氏より、ご自身の経験をまとめた寄稿をいただいたのでご紹介します。石井氏は、大手損害保険会社に在勤中にOECDやIMFで勤務し、競争試験を経て59歳の時に国際連合監査部に監査役として採用され、65歳の定年まで勤務されました。本稿は、空席公募を通じて国際機関を志望する方々の参考になるものと思われます。
なお、本記事は、国際機関経験者の生の声が届くよう、寄稿をそのままの形で掲載するものです。筆者が本稿の中で述べている意見・感想は個人的なものであり、この掲載を以て外務省国際機関人事センターとして肯定・賛同するものではありませんのでご留意ください。
【掲載:2022年12月】 URL https://www.mofa-irc.go.jp/work/dl-data/IshiiHisaya20221029.pdf