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国連ボランティア計画(UNV)は、国連関連機関による発展途上国における開発支援や平和構築活動などに貢献する意思のある国連ボランティアを募り、世界各地の国連関係機関に派遣することで、ボランティアリズムを通じた世界の平和と開発に貢献しています。
一般的なインターンシップとは異なり、国連ボランティアには応募時点で関連分野での一定年数の実務経験が求められるため、国連関係機関の現場において即戦力として貢献できるチャンスがあります。
国連ボランティアとしての活動開始から終了までの間は、派遣先において安全かつ快適な生活を送るために必要な生活費や、着任及び離任手当を含む諸手当が支給されます。
また、これまで日本から派遣された国連ボランティアの活動終了後のキャリアは、JPOを含む国連及び国際機関をはじめ、政府機関、研究機関、大学、民間企業など多岐にわたります。
実際に日本から派遣された国連ボランティアの経験談はこちら
からご覧ください。
国連ボランティアには、活動期間中の安全かつ安定した生活を確保するため、以下の諸手当等が支給されます。
※2026年2月現在。金額は目安であり、派遣時の状況により変更となる可能性あり。
■ 主な待遇
・生活手当
・渡航費用
・渡航費用
・着任手当
・離任手当
・医療保険
・国連が定める年次休暇、有給休暇(2.5日/月)、他
・産休・育休
・家族帯同制度(赴任地によって条件あり)
※国際公務員ではありませんが、国連職員に準じた安全・生活保障制度が整備されています。
■ 主な応募要件
| 年齢 | 原則18歳以上(ポストにより異なる) |
|---|---|
| 学歴 | 学士号または修士号 |
| 経験 | 関連分野での一定年数の実務経験(一般的に3年間が求められる) |
| 言語 | 英語、フランス語、スペイン語などの国連公用語で業務が遂行できる言語能力 |
■ 主な応募方法
希望するポストへ応募後、資格や活動への適性等についての書類審査と面接を通じた選考が行われます。
特に日本国籍を持つ方を対象とした国連ボランティアの公募情報は東京駐在事務所のウェブサイト にも掲載します。
①日本UNV協力事業(日本信託基金)
日本は1994 年以来、日本信託基金を通じてUNVを支援しています。UNV が執行機関となっているプロジェクトの実施に対する支援に加え、日本信託基金を通じた資金援助は、専門家や大学生ボランティアの派遣支援を通じ、平和と開発を目指すグローバル・ボランティアリズムの推進を可能にする環境の整備に寄与しています。
②平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業
文民の平和構築の担い手を養成することを目的として、2007年度(平成19年度)より外務省が実施している人材育成事業です。外務省の委託を受けた事業団体がUNVと連携し、平和構築分野でキャリア形成を目指す人のためのコース等を実施しています。本事業の「プライマリー・コース」では、国内研修後最大12か月間、海外実務研修として、国連ボランティアを通じて国際機関など平和構築の現場へ派遣されます。(詳細は外務省HP
をご覧ください)
③JOCV枠 UNV制度
JICAがUNVと提携し、国際協力分野でキャリアップを目指している JICA海外協力隊(青年海外協力隊など、以下協力隊)OB/OGを国連ボランティアとして主に国連機関に派遣するJOCV枠UNV制度を実施しています。(詳細はJICA HP
をご覧ください)
④国連ユースボランティア
「国連ユースボランティア」事業は、関西学院大学とUNVが締結した覚書(MoU)に基づき、国連 ボランティアとして提携する大学の学生を5か月間、開発途上国の国際機関へ派遣する事業です。基幹校の関西学院大学に加え、明治大学、明治学院大学、立教大学が本事業に参加しています。(詳細は国連ユースボランティア
をご覧ください)
国連ボランティア活動終了後後のキャリアは国際機関、NGO・NPO、政府機関、在外公館、研究・学術機関、開発コンサル、民間企業など多岐にわたります。
およそ46%の日本人国連ボランティア経験者(国連ユースボランティア、国連ユニバーシティボランティア経験者含む)がボランティア活動終了後も国連機関で勤務を継続しています。
また、国連ボランティアの活動経験はJPO応募時の職務経歴として認められます。
国連ボランティア計画東京駐在事務所
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル8階
Email:unv.tokyo@unv.org