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応募書類の書き方


 ここで紹介する書式は国連機関でよく使用されている応募用紙(履歴書)<United Nations Personal History Form(通称P.11フォーム)>です。国際機関によっては、異なる書式を採用しているほか、オンライン等による応募を行う機関もありますので、各機関のホームページで確認の上、ご応募下さい。なお、要求される情報はおおむね同じです。
 記入に当たっては、次の諸点に留意して下さい。
1.
応募用紙の記載に基づいて書面審査をはじめとする選考が行われますので、いかに自分が応募ポストに応じた専門能力・適格性を有しているかを証明できるように、応募ポストの空席公告に記載されている資格要件、職務内容にできるだけ合致するように具体的に記入する。
     
2.
明確かつ簡潔に正確な情報を記入する。特に、資格、職歴等は具体的に時系列順に記入する。欄内に書ききれない場合は、2〜3ページ程度の短い別紙を添付しても良いが、その際も簡潔に書く。
     
3.
応募用紙を国際機関に送付するにあたり、簡潔に自分のことをアピールする説得力のあるカバーレターを添付することも効果的です。
     
4.
記入もれ、スペルミス等には十分注意する。
     
    応募用紙の記入見本  (Acrobat)


  ■オンライン応募
 空席ポストへの応募は、最近、オンラインでの応募を求める国際機関が増えています。ここでは、国連事務局の場合を例示します。
     
1.
国連事務局のホームページ(http://www.un.org/english/)初期画面の下段の Employment をクリックする。
       
 
2.
次に"Register as a User"をクリックして User ProfileにUser Name とPassword を設定して、下段の Submitをクリックする。すると登録した自身のメールアドレスに、国連側から受領のeメールが送付されてくる。
       
 
3.
更に、"Create Personal History Profile"をクリックし、自身の履歴書(PHP)を画面上で作成していく。記入上の注意事項は別項参照。
       
 
4.
United Nations Human Resources 'GALAXY' e-STAFFING SYSTEM の画面のCompendium - Occupational Groups から希望する分野を選択する。画面上に、選択した分野における募集中のポスト名一覧が表示されるので、希望するポストをクリックする。
       
 
5.
画面が、希望のポストの画面となったことを確認する。ポスト名、ランク(P4など)、応募締切日、職務内容などが表示されている。
       
 
6.
画面一番右下の "Apply Online" をクリックすると、3900字以内でカバーレターを書くことが求められるので、自身が応募するポストの資格を備えていることをアピールするカバーレターを作成する。なお、システム上、改行ができないので、数字や括弧を使って、極力見やすい文書とする工夫が必要となる。
       
 
7.
カバーレターを書き終えたら、"Submit Application" をクリックして送付する。入力済みのPHPと共にカバーレターは国連人事局に送付され、24時間以内に応募受領確認のeメールが国連側から送られてくる。
       
 
8.
以上で、オンライン応募手続きは終了となる。
       
(注意)
国連のオンラインシステムは技術的な問題が発生する場合がある(例えば、提出しても受領のメールが届かない等)ので、締切日までに時間的余裕をもって応募するようにしましょう。締切日ぎりぎりに提出することは、極力避けることを勧めます。
後日、on-line PHP の "View Application History" で応募受付をご確認下さい。Status のところの "Candidates are under consideration." は、国連側でポストの審査が始まったことを示しており、ポストの人員が確定すると " Filled " と表示が変わります。
       
   
  ■PHP記入時の注意事項
 
Education
 大学での専攻に関し、選択肢でクリックする項目がありますが、掲載されている専攻の種類に限りがありますので、自らの専攻に近い項目を選択してください。
 (例)大学で英文学(学士号)を取得した場合、Degree of Academic Distinctions Obtainedは「Bachelor of Arts」を選択し、Main Course of Study は「Humanities」を選択し、また、Field of Studyは「Other Humanities」を選択して下さい。
       
 
Languages
   国連公用語(アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語)について、Have you passed the UN Proficiency Exam for this language ? との質問事項があります。この試験は、国連および国連関連機関職員のための内部試験であり、一般の方は受験できません。しかしながら、選択肢には、受験したことがないことを選択する項目がなく、「Yes」と「No」の選択項目しかありません。また、「Yes」か「No」を選択しなければ、記入漏れとされ、入力作業の継続ができなくなります。
 したがって、この試験(the UN Proficiency Exam for this language)の受験の有無にかかわらず、試験に合格していない方、及び試験を受けていない方は、便宜上「No」をクリックして下さい。
 なお、「No」であるからといって選考において不利に考慮されることはありません。「No」と記入して、ポストを獲得した邦人の方もいます。