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よくある質問


 国際機関の採用制度は、日本の企業や官公庁等と大きく異なっています。国際機関を志望する際は、国際機関の採用プロセスについてよく知っておくことが必要です。以下では、これまで国際機関人事センターに多く寄せられた質問を中心にFAQの形でまとめています。ぜひご覧下さい。

 

Q1.将来、国際機関で働くためにはどのような準備をすればいいですか?
Q2. 国際機関に応募するための具体的な条件は何ですか?
Q3. 国際機関にはどのような仕事がありますか?
Q4.どの大学(学部)に行けば、国際機関で働けますか?
Q5.どの程度の語学のレベルが求められているのですか?
Q6.国連で働きたいのですが、どうすれば良いですか?
Q7. 空席公告とは?
Q8. 空席公告に応募するときには、どのような条件を満たしていることが必要ですか?
Q9. JPO派遣制度に応募するには何が必要ですか?
Q10. 国際機関が行っているインターン制度とは?インターンに応募したいのですが、どの機関が実施していますか?
Q11. ユネスコやユニセフで働きたいのですが、どのような勉強が必要ですか?


Q1.将来、国際機関で働くためにはどのような準備をすればいいですか?

A1.国際機関で働きたいと思う方々が一番最初にしなければならないことは、ご自分の関心や専門、能力、それらを活用して自分が具体的にどういった形で国際的に貢献できるかという点から、志望する国際機関を探し、その機関にどのようなポストがあるかを研究することです。ご自分の希望するポストがどのような人材を求めているかを把握することで、学位の取得から積むべき職務経験まで、今後のキャリアパスを立てる参考にすることができます。
 また、国連や国際機関での仕事はニューヨークやジュネーブなどの本部勤務だけではなく、開発途上国でのフィールド(現地事務所)や世界各地への転勤もあり、その厳しい勤務状況でも働くことができるような準備をしておく必要があります。そのために、海外経験(異文化経験)を積んでいることや、高い志、使命感、精神的強さといったことは、国際機関から明確に求められているものではありませんが、国際機関で働く上で必要なものと考えられます。

Q2. 国際機関に応募するための具体的な条件は何ですか?

A2. 国際機関では、即戦力となる人材、すなわち採用されたその日からそのポストの仕事をこなせるだけの高度な専門性を有した人材が求められます。国際機関では一般的に下記のような能力や経験が求められています。

Q3. 国際機関にはどのような仕事がありますか?

A3. 国際機関の業務は多岐にわたっており、いろいろな仕事があります。それぞれの国際機関が担当する分野に関連した仕事に加え、人事、会計、財務など、どの国際機関にも共通してある仕事もあります。勤務地も国連本部があるニューヨークやジュネーブや、開発途上国を中心とした世界各地の事務所などさまざまです。
 国際機関の中で「専門職職員(Professional Staff)」と呼ばれる職員は、高い専門知識を活かして国際機関の中心となって働いています。

Q4.どの大学(学部)に行けば、国際機関で働けますか?

A4.希望する国際機関のポストが求めている学位の取得を目指すことが必要です。そのため空席公告から情報収集をすることが大切で、専門性を高めることが重要となってきます。
 国際機関で求められるような専門分野において修士号を取得できる大学であれば、どの大学でも問題ありません。学位を取得するのは日本の大学でも海外の大学でもよいのですが、語学の習得を同時に目指すのであれば海外の大学または大学院への進学や留学もひとつの方法と考えられます。各機関のホームページなどを調べて、自分自身が国際機関で何を行いたいのか、目指す国際機関でどのような人材が求められているかをまず考えることが必要です。

Q5.どの程度の語学のレベルが求められているのですか?

A5. 職務遂行に可能な語学力と言われていますが、たとえば、苦もなく文書による報告ができる、会議を主催できるという程度の語学力は最低要求されます。したがって、コミュニケーション能力や文書起案能力等を含む総合的な語学力をつけることが必要です。

Q6.国連で働きたいのですが、どうすれば良いですか?

A6.国連をはじめとする国際機関への応募は、様々な方法が考えられます。主な方法をいくつかあげてみます。

(1)空席公告への応募・・・
 職員の退職、転任、転出あるいはポストの新設によってポストに欠員が生じた場合に、国際的に公募されるものです。応募したい空席ポストがあり、資格要件を満たしている場合には、所定の応募用紙を各国際機関のウェブサイトから入手し、直接国際機関に応募します。

(2)JPO派遣制度への応募・・・
 外務省主催で行っている派遣制度です。給与、渡航費用、諸手当、派遣先国際機関での研修経費等を外務省が負担して、将来、国際機関で勤務することを志望する日本人の若者を、原則2年間、日本と派遣取り決めを結んでいる国際機関に職員として派遣しています。派遣された方に対しては、国際機関での勤務を通じて、知識や経験を積み、また人脈を形成し、その後の国際機関での勤務へのステップとしていただくことを期待するとともに、日本の人的国際貢献の一助となすことを目的としています。ただし、正規職員になるためには、JPO派遣期間終了後、空席公告に応募し、採用されなければなりません。

(3)国連事務局ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)試験(国連事務局による若手職員採用試験)を受験・・・
 国連事務局が実施する若手職員の採用試験で、32歳以下の大学卒業の方を対象としています。この試験に合格すると、空き状況に応じて採用され,2年間の勤務の後,勤務中の成績が優秀であれば引き続き採用されます。

(4)ヤング・プロフェッショナル・プログラム(国際機関が独自で行っている採用プログラム)への応募・・・
 国連機関の中には,国連事務局以外にも若手職員の採用促進を目的とした独自の採用プログラムを実施しているところがあります。国際機関によって名称は様々ですが、YPP(ヤング・プロフェッショナル・プログラム),LEAD(The Leadership Development Programme)などと呼ばれています。

(5)一部の国際機関が実施する採用ミッションへの応募・・・
 採用ミッションとは、国際機関が日本人職員を増やすために、人事部長などの採用担当者を日本に派遣して候補者の面接等を行うものです。一般に、国際機関が適格と判断した候補者については、具体的なポストへの選考の際に考慮されることとなります。

Q7. 空席公告とは?

A7. 国際機関がポストに空きが生じるときに出す募集公告のことです。空席公告にはさまざまな情報が掲載されており、いくつか読むことにより、国際機関がどのような人材を求めているのかということの傾向や自分がやりたいことが国際機関でできるのかといったことを掴むことができます。
 空席公告の"Responsibilities"の欄には、そのポストの職務内容が詳細に記載されていますので、自分のやりたいことがそこにあるか、職務内容が自分にあっているかどうかを確認できます。また、"Qualifications"の欄には、そのポストが要求しているバックグランドが記載されています。
 自分の学歴や職歴が応募するにあたって十分なものかどうか、求められている能力、資質を自分は満たしているのかどうかといったことを確認することができます。

Q8. 空席公告に応募するときには、どのような条件を満たしていることが必要ですか?

A8. ポストによって応募条件は異なります。  求められる学位、職歴、語学などの応募条件が空席公告に記載されているので、希望するポストの空席公告を実際に確認する必要があります(空席公告は各国際機関のホームページに逐次掲載されています。最新の空席一覧はこちら)。

Q9. JPO派遣制度に応募するには何が必要ですか?

A9. 基本的な応募資格は以下のとおりです。
(ただし、実際の応募に際してはその年度の募集要綱を確認の上ご応募ください)

(1) 受験年の4月1日現在、35歳以下であること
(2) 外務省として派遣可能な国際機関に関連する分野における大学院修士課程を修了し、当該分野に関連する職種において2年以上の職務経験を有すること(アルバイト、在学中のインターン等は職歴とみなしません)
(3) 英語で職務遂行が可能であること
(4) 将来にわたり国際機関で働く意思を有していること
(5) 日本国籍を有すること

Q10. 国際機関が行っているインターン制度とは?インターンに応募したいのですが、どの機関が実施していますか?

A10. インターン制度は、原則として大学院生を対象とした制度であり、一般的には無償(航空賃、生活費は自己負担)で働くことになります。インターン制度は各機関が独自で行っているため、詳細や募集内容は、各機関に問い合わせてください。インターンプログラムの情報をまとめたウェブサイト( http://www.un.org/Depts/OHRM/sds/internsh/index.htm他のサイトへ )も参考ください。また、国際機関の駐日事務所でインターン制度を実施している機関もあります。インターン情報はこちら

Q11. ユネスコやユニセフで働きたいのですが、どのような勉強が必要ですか?

A11. ユネスコやユニセフをはじめ、国際機関の活動は多岐にわたるため、さまざまな分野を専門に持つ人が求められております。各国際機関のホームページにある空席公告から、どのようなポストや業務があるのか、どのようなバックグランドを持つ人材が求められているかを研究する必要があります。

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