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JPO派遣制度の御案内

2011年4月

1. 制度の概要

 外務省では、将来的に国際機関で勤務する正規の国際公務員を志望する若手邦人を対象に、日本政府が派遣に係る経費を負担することにより、一定期間(原則2年間)各国際機関で職員として勤務させ、国際機関の正規職員となるために必要な知識・経験を積む機会を提供する目的で、JPO派遣制度を実施しております。
 JPOは派遣期間終了後、引き続き正規職員として派遣先機関や他の国際機関に採用されることが期待されますが、自動的に国際機関の正規職員になることが保証されるものではありません。
 派遣期間終了後に正規職員となるためには、通常の手続きに従って空席ポストに応募して採用される必要性があります。

2. 派遣先国際機関・地域

 JPOの派遣先は、外務省が派遣取決めを結んでいる国際機関が対象であり、代表的な機関として以下のものがあります。なお、世界銀行、IMF等の国際金融機関は派遣対象外としています。

  • 国連開発計画(UNDP)
  • 国連児童基金(UNICEF)
  • 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
  • 世界食糧計画(WFP)
  • 国連環境計画(UNEP)
  • 国連人口基金(UNFPA)
  • 国際労働機関(ILO)
  • 国連食糧農業機関(FAO)
  • 国連教育科学文化機関(UNESCO)等

 JPOは、多くの場合、これらの国際機関の世界各地に点在する現地事務所(フィールド・オフィス)で勤務することになります。具体的には、国際機関側から各派遣者の学歴・職歴を踏まえ適切と考えられるポストを提示され、これを受け勤務地域が決定されます。

3. 人材が求められている分野

 国連をはじめとする国際機関では、開発、人権、人道、教育、保健、平和構築等の分野に加え、IT、ロジスティクス、調達、法務、財務、広報(渉外関係)、人事、モニタリング評価(M&E)、環境、工学、理学、農学、薬学、建築等の分野のバックグラウンドを有する人材が広く求められています。外務省としても、これらの分野で活躍する人材をJPOとして積極的に派遣したいと考えております。

注1) JPOの給与の格付は、すべてP2レベル(P2/L2/A1)・ステップI(初年時)に格付けされます(2年目はP2レベル・ステップII)。また、手当等は国連職員の規則に基づいて支払われます。

注2) この制度により派遣される者は、派遣先機関によりJPO(Junior Professional Officer)、AE(Associate Expert)、APO(Associate Professional Officer)と称されます。